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    Date: 2011.06.27 | Category: 電子書籍 | Tags:

    はじめに、これまで電子書籍について勉強してきたことや、電子書籍の現状について書きたいと思います。

     

    電子書籍と一言で言っても色々な種類があります。

    私はHPスタイリングに来るまで、全く電子書籍についての知識がありませんでした。「書籍」というくらいだから、小説などの単行本を電子化して読めるようにするのかな?程度に思っていたのです。

    しかし、いざ蓋を開けてみると、雑誌やら漫画やら写真集やら、これまで紙で出していたもの全てを電子化してしまおうという動きがありました。面白くなってきたので、色々調べちゃいました。

    ※電子書籍を作る上での規格(フォーマット)が多数存在すること。

    これが結構厄介で、電子書籍端末(リーダー)ごとに見られるものと見られないものがあるのです。せっかく作ったのに一部の人しか見れないなんていうのは、「本」としての価値が下がっちゃいますよね・・・

    そこで!登場したのが(前からありましたが:笑)「ePub」というフォーマットです。現在最も標準化されている規格で、Webサイト同様XHTML+CSSの形で書けます。他のフォーマットに比べて容易に誰でも作成できるという利点があり、出来ればこのフォーマットに統一してほしいところです。

    ただ、現在のePub2.0の形式では、日本語の縦書きに対応しておらず、表現出来ることも少ないのが現状です。そろそろ完成するだろうePub3.0(以前は5月中完成と言っていたのに延びてる・・・)の形式ではこの点もかなり改善されているので、日本でePubファイルでの電子書籍がメインになるのはePub3.0にリーダーが対応する半年後程ではないかと考えられています。

     

    まだ色々書きたいのですが、小出しにしていかないとネタ切れするのでまた次回ということで。